グラデーションの定義


今回は
求めるデザインに応じた
段差の付け方について
解説していきます

まずは段差の定義を決めます

どうアプローチすれば
どういう段差 がつくのか
ということが明確だと
イメージ通りに仕上がりやすく
なり、人にも分かりやすく
教えることが出来ます

段差の種類
ワンレングス
セイムレングス
グラデーション
レイヤー
の4種類になります

段差の定義

ワンレングス
頭皮に対してピースを0度でカッティング
された状態 
一直線上に切り揃えられた状態

セイムレングス
頭皮に対してピースを90度に
持ち上げてカッティングされた状態
ベース幅と等しい段差がつき
表面と裏面は同じ長さになる

例えばこの場合
頭皮に対してピースを90度に
持ち上げてカッティングした場合
ベース幅と等しい段差がつきます
この写真のベース幅が3センチならば
3センチの段差がつくということです
※ピースに対してシザーが平行にテーパリングされた場合


グラデーション
頭皮に対してピースを90度以下に
持ち上げてカッティングされた状態
ベース幅より狭い段差がつき
表面が長く裏面が短い長さになる


この場合ピースは頭皮に対して45度に

持ち上げられていますので
段差はその2分の1  よってベース幅3センチの2分の1 1.5センチの段差がつきます


レイヤー
頭皮に対してピースを90度以上に
持ち上げてカッティングされた状態き
ベース幅より広い段差がつき
表面が短く裏面が長い長さになる

グラデーションの逆で
91度以上に持ち上げられた状態です
わかりやすく 135度に持ち上げだ場合(90プラス45)
ベース幅の2番 6センチの段差がつきます







論理的に考えるとこのようになります
最初はピースを持ち上げる角度を
意識してカットしていくと
大きな失敗はありません
ウイッグでやってみて下さい




DRY CUTTING METHOD

フルドライ、テーパリング技法を駆使した カッティング技法を理論的に且つエモーショナルに分析、解析しています ドライカット初心者からベテランまで 今日のいい仕事のヒントになれば幸いです

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