ドライカットの手順 デザイン設定


ヘアスタイルをデザインしていく
上で 長さ 段差 傾斜
の設定をしていく
というお話をしましたが
長さや、傾斜は 設定しやすいと
思います
今回は
求めるデザインに応じた
段差の付け方について
解説していきます

まずは段差の定義を決めます

どうアプローチすれば
どういう段差 がつくのか
ということが明確だと
イメージ通りに仕上がりやすく
なり、人にも分かりやすく
教えることが出来ます

段差の種類
ワンレングス
セイムレングス
グラデーション
レイヤー
の4種類になります

段差の定義
ワンレングス
頭皮に対してピースを0度でカッティング
された状態 
一直線上に切り揃えられた状態
セイムレングス
頭皮に対してピースを90度に
持ち上げてカッティングされた状態
ベース幅と等しい段差がつき
表面と裏面は同じ長さになる

グラデーション
頭皮に対してピースを90度以下に
持ち上げてカッティングされた状態
ベース幅より狭い段差がつき
表面が長く裏面が短い長さになる

レイヤー
頭皮に対してピースを90度以上に
持ち上げてカッティングされた状態
ベース幅より広い段差がつき
表面が短く裏面が長い長さになる




論理的に考えるとこのようになります
最初はピースを持ち上げる角度を
意識してカットして角度を覚える
と安定したグラデーションをカット
出来ます





DRY CUTTING METHOD

フルドライ、テーパリング技法を駆使した カッティング技法を理論的に且つエモーショナルに分析、解析しています ドライカット初心者からベテランまで 今日のいい仕事のヒントになれば幸いです

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